2023/01/15

モリゲンのライナーノーツ
vol.3_ Al Green「Let’sStay Together」

連載 Soul Bar Morigen’s Liner Notes

TEXT / GEN
PHOTO / MADOKA

知らない方々も多いでしょう。
72年リリース、アル・グリーンの出世作となったアルバム「Let’s Stay Together」。全米1位!
プロデュースはテネシー州メンフィス「ハイ・レコード」社長、ウィリー・ミッチェル。
アル・グリーンは当時まさにウィリー・ミッチェルの秘蔵っ子で、マーヴィン・ゲイと共にセックスシンボルでした。
メンフィスの伝説のスタジオ「ロイヤル・スタジオ」にて収録。

ウィリー・ミッチェルがプロデュースするそのサウンドは、90年代になって急激にヒップホップアーティストに多大なる影響を及ぼし、サンプリングされました。
曲の感想は次回「ORITO」のアルバムで申し上げます。
何しろ南部ソウルが全米チャート1位になったことが奇跡なのです。

そして僕が、まさか、その伝説のスタジオでウィリーと立ち会うことになるのは24年後。
ビクタースタジオは72chが当たり前。ここは馬小屋みたいな24ch、雨漏りしたらシート敷いてレコーディング続行。
最新スタジオより音質味わい深いじゃないかーい!!まるで魔法のよう♡
この話はまだ続きます。

それでは皆さんラヴリーデイズ☆

前回までの記事はこちら→ モリゲンのライナーノーツ

Funky Chicken Bar Morigen

  • 東京都渋谷区道玄坂2-18-11
  • 月曜〜木曜:17時〜0時 金曜・土曜:17時〜2時
  • 定休日:日曜・第一、第三月曜
ゲン
森元 誠司 / SEIJI MORIMOTO
「Funky Chicken Bar Morigen」店主
レコード会社 ビクターエンタテイメント洋楽部でディレクターとして活躍後、2000年、渋谷道玄坂にソウルミュージックと料理が楽しめる「Funky Chicken Bar Morigen」をOpen。
ディレクター時代は伝説の日本人ソウルシンガー「ORITO」を担当するなど、ソウルミュージックへの造詣が深く所蔵するCD、レコードは 3,000枚を下らない。
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