2021/07/18

深いブルーの瑠璃釉
益子焼の器

TEXT & PHOTO / MADOKA

吸い込まれるような深いブルーに惹かれて購入した、益子焼の器。
阿久津忠男さんという陶芸家の代表作「瑠璃」シリーズの一品。40年もにわたり、ファンを魅了し続けています。

栃木県の益子焼は江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたことに始まると言われています。近年、民藝運動により注目されるようになりました。
一度訪れたことがありますが、ドライブをすると工房がたくさんあり、民藝好きには楽しい土地です。

あくつ

深いブルーは、鮮やかな食材を美しく演出し、真っ白なお豆腐や、色の彩度が高いフルーツ、黒ごま和えなどの渋い色味も合う。
食卓にしっとりした深みを添えてくれる一品です。

益子焼独特の重厚感のある見た目に反し、手に取ると軽いのが嬉しい。
益手びねりで成形され、ガス窯で仕上げているそうです。

カップや平皿など様々な器があるので、シリーズで揃えたくなる…!
お値段も民藝ならではの手に取りやすい価格で、是非一度触れて欲しい器です。

阿久津忠男さん情報

MADOKA(Bugs Design)
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このサイトの運営担当。普段はグラフィックデザインやイラストのお仕事、アパレル企画のお手伝いをしています。
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