2019/08/22

国産ジーンズ『RESOLUTE(リゾルト)』
美しいシルエットと豊富なサイズ展開

JBmag、記念すべき第1回目の記事は、まずは身内のネタからです。
「メイド・イン・ジャパン」「ジャパン・デニム」ブランド代表の1つ『RESOLUTE』の概要をご紹介。

『RESOLUTE』はデニムデザイナーの林 芳亨氏が、夫のスーさんと共に立ち上げたブランドです。

「Made in Japan」ジーンズブランドのRESOLUTE(リゾルト)
左:林氏 右:林氏とスーさん

デザイナーの林氏は、若き日の『リーバイス』への憧れが発端となりジーンズ作りへの道を歩み始め、1988年の『ドゥニーム』の設立に伴いデザイナーとして参加。日本における空前のレプリカジーンズ・ブームを牽引する存在となりました。もう一度原点に立ち返ろうと、2010年に新たに『RESOLUTE』をスタート。

RESOLUTEはメイド・イン・ジャパンにこだわり、織布から染め、縫製、仕上げまでの全生産工程が西日本の中国地方、備後地区の熟練のデニム職人たちの手によって行われます。
昔ながらの染色方法、旧式織機で織られたオリジナルの生地の最大の特徴は、手に取るようにわかる毛羽立ち。

リゾルト公式サイトより引用

オリジナル生地には、独特の毛羽立ちがあります。力織機(旧式織機)ならではのねじれ、美しい色落ち…。独特の「アタリ」が生まれる縫製にも、とことんこだわっています。(詳細はまたの機会に)

そして『RESOLUTE』は、設立当時からこだわり抜いた4型のみで展開。
何年経っても手に入る理想の定番を作り続けたい、という林氏の職人としての思いが込められおり、現在もそのスタンスは変わっていません。お気に入りの一本を見つけたら、いつでも買い替えが可能なのが定番品の嬉しいところ。

どんな体型でもキレイに穿けるよう、各ウエストに最大8種のレングスを用意しているのも特徴の1つ。
リゾルト定番の710はウエスト26~40、レングスは28~36インチまであり、なんと87種のサイズがあります。ジャストの一本がきっと見つかります。

RESOLUTE
    左から
  • 710 … 『RESOLUTE』の基本となる細身のストレート
  • 711 … やや太めのストレート
  • 712 … 股上がやや浅く、膝から下がテーパードされているストレート
  • 713 … 710の股上を浅くしたストレート
RESOLUTE(リゾルト)710
RESOLUTEの基本となる細身のストレートモデル。
RESOLUTE(リゾルト)711
やや太めのストレート。革パッチ。
RESOLUTE(リゾルト)712
ジッパーフライ仕様。股上がやや浅く、膝から下がテーパードされています。
RESOLUTE(リゾルト)713
710の股上を浅くしたストレート。

毎年秋からは、日本各地でデザイナー林氏本人によるフィッティングデーを行なっています。「ジーパン」にまつわる話もできる機会です。是非足を運んでみてください。日程はリゾルト公式サイトで更新されていますので、要チェックです。(http://www.resolute.jp)

大人の男性はもちろん、女性にもファンが多い『RESOLUTE』。すっきりとしたシルエットは、カジュアルでありながら綺麗目のスタイルにもピッタリです。SNSで見かける愛用者の方々も、スニーカーはもちろん、きちんと手入れのされた革靴などと合わせている方も多いです。

「Made in Japan」ジーンズブランドのRESOLUTE(リゾルト)
出典:左:サンクエッセンシャル 右:ZABOU

ジーンズ上級者は、是非リジットからチャレンジを。私個人は、ワンウォッシュが穿きやすく、オススメです。それでもストレッチジーンスしか穿いたことがない人には固く感じるかもしれませんが、ちょっと頑張って穿いてみてください(笑)。馴染んでいくとストレッチジーンズにはない穿き心地が癖になります。
穿き込めば穿き込む程、魅力を増していくジーンズです。

来年は『RESOLUTE』ブランド設立10周年!5年前に続いて、記念のホワイトが発売されます。今後も宜しくお願いします!

『リゾルト』10周年限定ホワイトについてはこちらの記事へ↓

『Resolute』情報

  • オフィシャルWebサイト:http://www.resolute.jp
  • 「SHOP」ページに取り扱い店舗が記載されています。
MADOKA(Bugs Design)
Designer
このサイトの運営担当。普段はグラフィックデザインやイラストのお仕事、アパレル企画のお手伝いをしています。
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