国産万能パンツ
『orSlow(オアスロウ)』ファティーグパンツ
国産にこだわったものづくりをしているブランド『orSlow(オアスロウ)』の定番、万能カーキパンツ。ブログのテーマにぴったりの商品です。
シャツを合わせて綺麗目に穿くのも良し、Tシャツやニットと合わせてゆるっと穿くのも良し、とっても万能なパンツ。真夏を除く多くのシーズンに活躍してくれます。
商品名は「US ARMY FATIGUE」。
私はベイカーパンツと呼んでいましたが、ファティーグパンツという言い方が主流のようです。近年流行りの名称なのか、それともワークアイテムファンには当たり前だったのでしょうか。購入の際、接客してくれた店員さんも「ファティーグパンツ」と言っていました。
アメリカ軍の作業服をモチーフに企画されたパンツ。 2006年に誕生して以来数回のマイナーチェンジを経て現在の形に。素材は糸の段階からオリジナルで作ったムラ糸を使用し、繰り返しの着用により色落ちし経年変化を楽しめる素材になっている。シルエットはやや太め。同素材、同デザインの細身のタイプ5032も存在する。
オアスロウ公式サイトより引用
スリムタイプも人気のようですが、太めなシルエットが心地良く、こちらのオーソドックスなタイプを選びました。
しっかり洗ってあるので、はき心地は柔らかく、ラフな気分の日にもぴったりです。
こだわりの詰まったファティーグパンツ
オリジナルのバックサテン生地。両脇と股下はダブルのチェーンステッチ。洗うほどにパッカリングが良い雰囲気を出してくれます。
まだ購入後半年も経っていないので変化はありませんが、今後の経年変化が楽しみです。
そしてポケットの端にはカンヌキが施されており、生地の引き裂けを防いでくれます。
国産でこの作り、このお値段。とてもコストパフォーマンスが良いアイテムだと思いますが、そのせいかサイズ展開は3サイズのみ。しかしながらベルト部分のアジャスターでウエストサイズが調整可能になっており、工夫が感じられます。
あえてメンズサイズを選ぶ
女性の方も、レディース商品より本格的な雰囲気と、ダボっとしたサイズ感のメンズサイズをオススメ。
購入してから気付いたのですが、通常のパンツよりベルトループの数が多く、ウエストをベルトでぎゅっと絞ってもズレにくくなっています。
ファティーグパンツ?ベイカーパンツ?カーゴパンツとの違いは
カーゴパンツは大きなポケットが両ふともも部分についているのが特徴。「cargo」と名の通り、貨物船の船員が穿いていたパンツ。
6つのポケットがあることから「シックスポケット」とも呼ばれ、その利便性から軍用で使用されるようになり、のちにカジュアルウェアとしても人気となりました。
同じ『orSlow』のカーゴパンツ↓
一方、ベイカーパンツとファティーグパンツは呼び名が違いますが同じものです。
特徴は別布を上から貼り付けて作る、大きなパッチポケット。
「baker」の名から、パン屋が作業用に穿いていたらからとされていますが、諸説あるようです。そしてファティーグパンツは「fatigue」から労働着の意味を持ちます。カーゴパンンツ同様に軍で用いられていて、ワーク・ミリタリーファンには定番のパンツです。
大きな違いはポケットの見え方。
カーゴパンツはワイルドな雰囲気になりますし、カーゴパンツはちょっとゴツイな…という方には、ワークな雰囲気は残しつつスッキリしたポケットのファティーグパンツがオススメです。一枚あると大活躍間違いなしです。
オアスロウとは
「or」originalityのある服を「slow」吟味しもの作りする。関西発のマイスターブランド。
ブランドタグにある日本地図が物語るように、国産でのものづくりに拘っています。デニムをはじめとしたワークアイテムが人気のブランドです。
このファティーグパンツは、定番商品なので、いつでも購入可能。
その他シーズンごとの様々なアイテムが展開されています。
originalityのある服を吟味しもの創りする。 めまぐるしい速さで流れていくファッションの世界で、ゆっくりと進みながら自分らしさを見つめ直していく。 19〜20世紀に誕生した衣類、特にワーク・ミリタリーから派生する衣類は、作業着に限らずファッションとして多くの人たちに愛され、今現代もなおベーシックウェアとして支持され続けています。 そういった永遠の定番服を私たちのフィルターを通してslowにデザインしていく。手から生み出されるぬくもりを大切に、細部に至るまでこだわったクオリティーの高いもの造りを目指しています。
オアスロウ公式サイトより引用
『orSlow』情報
- オフィシャルWebサイト:http://orslow.jp